【アニメ】『ラグナクリムゾン』第5話 レビュー

アニメ

©小林大樹/SQUARE ENIX・「ラグナクリムゾン」製作委員会

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

▼『ラグナクリムゾン』アニメ公式サイト
https://ragna-crimson.com/


『5話 翼』感想


冒頭『第一位階 アルテマティア』
頭部だけになってしまった竜の男性と、
会話をしているシーンから始まる。

彼の正体は『第二位階 ウォルテカムイ』
アルテマティアの思惑を無視して暴走したあげく、
勝手に国を滅ぼしてしまったので、
おしおきを受けている最中らしい。


具体的な方法は不明だが、
王都へ民衆を集めて死を与えるという、
竜の作戦は順調に進行中とのこと。

そしてアルテマティアの話によると、
『第九位階 ドルニーア』
スターリア・レーゼという人物に討たれたとのこと。

​いや、どっちも誰!?​

ドルニーアのほうは、上位竜の一人であるのはなんとなくわかる。
だが、スターリアに関しては一切聞いたことがない。
頭部だけの男が「銀気姫と銀装兵団」と言っていたが、
ラグナじゃなくても上位竜を倒せるという事実に驚いた。

会ったこともない登場人物によって、
見たこともない敵幹部が葬り去られてしまった。
なんて斬新な展開……。

というわけで、新たな上位竜2体を
そちらに向かわせることにしたらしい。
その話とは別にラグナ&クリムゾンが討伐した、
3体の竜の名前を挙げながら、
彼らが消息を絶ったという事実を告げる。

どうやらウォルテカムイにはそちらの対応、
つまりラグナ&クリムゾンの始末をつけさせるつもりのようだ。


場面は切り替わり回想シーンが挿入。
戦いに敗れてしまった結果らしく、
上位竜勢揃いの中にいる満身創痍のラグナが描かれる。

最初はいきなり時間が飛んだのかと思ったが、
ラグナたちや銀気姫が倒した竜も一緒にいたので、
以前の時間軸の未来ラグナの記憶。

おそらくレオニカを失ってから、
数年後の出来事と思われる。
色々な話がされていたが要約すると、


「下位、中位竜は上位竜の血液から作られた、ただの獣」
「上位竜は血主、つまりアルテマティアから血を与えられた元人間」
「上位竜になれば、竜に対する憎しみも消失してしまう」


ということらしい。
そして、アルテマティアの意向で、
ラグナを上位竜として生まれ変わらせるつもりなのだ。
彼女の儀式によって、ラグナの身体に変化が生じ始め……
といったところで、現代のラグナが目を覚ますという流れ。

儀式の結果は描かれなかったが、
「銀気闘法」についてはこの件がきっかけとなって
身についた体質である可能性が高い。

あるいは一度、上位竜になってしまったラグナが、
クリムゾンの力によって、人間に戻ったというケースも考えられる。


ちなみに目覚めたラグナの目の前にいたのは、
女性の姿に変身したクリムゾン。
今回は巨乳のお姉さんということで、
なかなかに色っぽい雰囲気。

王都に到着してから一人別行動を取るクリムゾン。
「ゴーレム」というしもべを人間に化けさせて、
王都の状況を探らせていたらしい。

また「キメラ」という獣人のしもべとも合流。
「スライム」を含めると3体目だが、
一体、何体のしもべが存在するのだろうか?

どうでもいいことだが、ゴーレムへのおしおきシーンに関しては、
クリムゾンが女性の姿ということもあり、
プレイの一環のようにも見えてしまう。

アルテマティアのウォルテカムイへのペナルティも、
容赦のないものが多かったので、
本作は美女によるオシオキというのも
見どころの1つになっているのだろうか?
個人的には嫌いではないので問題ないが……。

街中に残されたラグナとスライムが、
偶然、変装したアルテマティアとすれ違う、
ところで今回は終了となる。

毎回、予想してなかった展開を見せてくれるので、
非常に楽しく視聴できている。

ベースとしてはダークファンタジーだが、
主人公サイドも敵サイドも
結構コミカルなやり取りを繰り広げているので、
笑ってしまう箇所も結構多い印象だ。

 

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