【アニメ】『16bitセンセーション ANOTHER LAYER』第3話 レビュー

アニメ

©若木民喜/みつみ美里・甘露樹(アクアプラス)/16bitセンセーションAL PROJECT

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


『Layer 3 もう一度みんなに会いたくて!』感想


冒頭、謎の少女が少しだけ描写される。
超常的な空間にいるようなので、
タイムリープに関係する人物である可能性があると予想。

第2話のラストで1992年から元いた時代の
2023年へ戻って来てしまった、
主人公の秋里コノハ(あきさと このは)

アルコールソフトがあった場所には
自分が勤めていた会社があり、
仕方なく以前の仕事に戻るのだった。


自宅のシーンで所持していたゲームが、
無くなったように描かれていたが、
おそらくゲームの存在自体が消えてしまったと思われる。

コノハが過去にいったことによる影響なのか、
それとも別の要因によるものなのかは今のところは不明。

歴史が変わった演出としては定番ともいえるが、
ちょっとした謎要素でもあるし、なかなか面白い見せ方だと思う。

もう一度、過去に戻るために前回の行動をなぞるが、
第1話でおばあちゃんにもらったゲームソフトの1本である
​『痕 ~きずあと~』​が光を放ち、過去へタイムリープするのであった。


このあたりでタイムリープ先の時代と、
きっかけとなるゲームの関連性がなんとなくわかってきた。

前回の『同級生』の発売日が1992年12月17日
今回の『痕 ~きずあと~』の発売日が1996年7月26日
つまり、それぞれのゲームの発売日に戻ることができるらしい。

アルコールソフトのあった場所へ行くと、
以前のメンバーがそのまま残っており、
またここで雇ってほしいをお願いするが、
4年ぶりに現れたコノハを怪しむスタッフたち。

前回、頭を打った衝撃で現代に戻って来てしまったが、
この時代ではいきなりいなくなった扱いになっているようだ。

雇うための出された条件は、先ほど出て行ってしまった
プログラマーの六田守(ろくた まもる)
連れ戻す「ケージ」という役割をはたすこと。


なんとPCゲームの開発環境が変わったことで、
次回作は「PC-98」ではなく「Windows」で作成する予定だという。

守は「PC-98」の愛用者だったため、「Windows」のゲームでは
プログラムを書きたくないということらしい。

守を探す途中で美少女ゲームショップの前で、
山田冬夜(やまだ・とうや)という女性と出会い、
彼女から美少女ゲームを買うのにつき合ってほしいと頼まれる。

なお、この山田冬夜に関しては、
秋里コノハの血縁者なのではないかとニラんでいる。
美少女ゲームに興味津々という性質もそうなのだが、
明らかに髪の色が似通っているというのが理由。


第2話でコノハがアルコールソフトの
女性スタッフと銭湯へ行ったシーンで、
コノハの髪色について言及されるくだりがある。

わざわざ描写したということは、
それについてのエピソードがあるということだろう。
年齢的なことを考慮すると、最初はコノハの母親説を思いついた。

ただ、母親と名前が同じならば、コノハのほうで
なんらかのリアクションがあってもよさそうなところ。
彼女が結構うかつなので、抜けていたという可能性もあるが……。

冬夜と別れて守探しを再開すると、中古PCショップで守を発見する。

コノハはなんとか説得するように試みるも、
守からは本当にタイムトラベラーなら、
「なにもするな、歴史を変えちゃいけない」
言われてしまうのだった。


全体的な感想としては、どんどん面白くなっていくので、
今後の展開を期待しながら楽しみに待ちたいといった感じ。

まず、2度目に過去に戻ったタイミングで
すでに4年経過しているという構成がよかった。

守からしてみれば仲良くなった年上のお姉さんが
突然いなくなってしまったので、
かなりショックが大きかったのだと思う。
中古PCショップでのつぶやきに、彼のガッカリ感が強く出ていた。

ちなみに世代ではないし実物を見たこともないので、
私は守の「PC-98」シリーズに対する愛情はピンとこない。
「Windows」でも結局プログラムは組む必要があるのでは?
と考えてしまうし、コノハも似たような感覚だろう。

しかし、コノハは理解はできないながらも、
「守のPC-98に対する愛情」は肯定した。
本作のテーマはいつの時代であっても、
「何かへの愛情は大切である」ということなのかもしれない。

愛情と言うほど大げさではないが、
私は女性の「わきの下」が見えるとドキッとしてしまう。
だからと言って、いわゆる水着回が好きというわけではない。


私服を着た上でわきが見えるという構図のほうが、
ナニかが際立つ気がするのだ。それがナニかはわからないが……。
秋里コノハはバカうるさい女性だが、今回はかなりセクシーでもあった。

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