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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第3話 脱獄!地下牢から逃げろ』感想
前回、ニワトリをからかったことがきっかけで、
牢獄に捕らわれの身となってしまった、
主人公のリュウ・イノーとテン・エンヤァの2人。
脱出を試みるも牢獄自体が破壊不可能オブジェクトだとわかり、
一旦諦めて今夜はここで過ごそうと言うイノー。
だが、エンヤァのほうはお嬢様育ちということもあって、
汚い場所で泊まりたくないと返すのだった。
帰る方法がないわけではないと言って、
エンヤァに対して攻撃を加えていくイノー。
どうやらリスポーンさせて家に返す気らしい。
(※リスポーン=ゲーム内でプレイヤーキャラクターが
死んでしまった場合などに決まった場所から再開すること)
実際に一度エンヤァの体力をゼロにするが、
リスポーン地点が牢獄内ということで、
彼女はこの場所で復活してしまうのだった。
イヤ、やべぇだろコイツ!?
ゲーム内とはいえ、元教え子の女の子をヤッちまうとかあるか?
すぐにログアウトできるゲームならまだしも、
現実に帰れるかどうかわからないという、
状況で試す手段とは思えない。
前回のレビューでイノーの人間性がつかみきれないと書いたが、
そんなレベルではなかった。正直、恐怖すら覚える。
やられた側のエンヤァがイノーに向かって、
「人の気持ちがわからないのね」と言っていたが、
全くもってその通りだと思う。
今まで内容に共感することがなかった本作において、
初めてキャラクターと同じ気持ちになれた瞬間だ。少し嬉しい。
その後、警備隊長の狼娘・ウィルフがたずねて来て、
救世主の存在について、主人公サイドと彼女たちの間で
くい違いが生じているという事実が判明する。
かなり重要なくだりなのかもしれないが、
物語に入り込めていないので、
この先の展開について予想する気も起きない。
続いてほかの牢獄に
黒衣のフードを被った2人組の女性が連行されて来るが、
彼女たちが衛兵を倒したことで、
イノーたちは牢獄のカギをゲット。
どうやら2人組の女性はなんらかの目的があって、
わざと捕まってきたようだ。
どさくさに紛れて脱獄したイノーとエンヤァは、
2人組を追ったが、そこで強敵との戦いに巻き込まれてしまう。
相変わらず行き当たりばったりの展開で、
一体、何と戦っているのかサッパリわからないが、
2人組と協力して敵を撃破することになる。
無事脱出したが改めて街で情報収集する必要がある、
ということで今回は終了。
第3話に関しても
今までと同じような感想しか持たなかったので、
特筆すべきことはない。
しいて言うなら、より主人公の思考が
理解できなくなったというぐらい。
コイツの言動でゲラゲラ笑えるのだとしたら、
中国おそるべしという気持ちだ。
あるいはコメディというジャンルだと、
ナニをやってもOKとかそういう文化なのだろうか?
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