
©木嶋隆太・イマジカインフォス・如月命/SQUARE ENIX・「最強タンクの迷宮攻略」製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第5話「夢へ」』&『第6話「迷宮の管理者」』感想
第5話では、アバンシア迷宮の攻略が描かれた。
妹のマニシアと自分の故郷の町、
どちらも救うという選択をしたルードは、
迷宮の調査を勇者キグラスから依頼される。
彼が負傷してしまったというせいもあるが、
かつてルードを追放した罪滅ぼし的な意味もあるらしい。
ルードが迷宮探索をしていた理由を、
キグラスがきちんと覚えていたという点は意外だった。
また、追放系にしては珍しく主人公に対して、
正式な謝罪を口にしていたのもポイントが高い。
ルードたち一行は順調に進んでいくが、
10階層で迷宮の守護者を名乗るマリウスに遭遇。
かなりの強敵で相当な苦戦をしいられるが、なんとか倒すことに成功する。
無事「奇跡を叶える魔石」を入手したルードが、
マニシアにそれを使わせると、彼女の病は少しだけ改善されるのだった。
奇跡を叶えるとか言うわりに、完治せんのかい!?
どうやら妹を完全に治すためルードの魔石探しは続くようだ。
ちなみに迷宮の守護者マリウスに関しては、
純粋に強い相手と戦いたかっただけらしく、
人間に対して思うところもないようなので、
ルードのクランに参加することになる。
ただ、彼は分類的に魔物という扱いだったと思うが、
ソコは問題ないのだろうか?
第6話では、さまざまな問題に対処するルードが描かれた。
マリウスから迷宮の管理者を依頼されたり、
アバンシアに新たに立ち上げたクランについて頭を悩ませたりと大忙しだ。
なお、迷宮の管理者のくだりはさらっと描かれただけだが、
なかなか面白そうな内容だっただので、
1つのシミュレーションゲームとして成立しそうな内容だった。
後半は2つの大手クランが合同で開催する、舞踏会に招かれるという話。
ルードとしてはクラン運営のために接触を図るつもりだったが
どちらも聖女のニンが目当てらしい。
その後はルードが自分たちの力を示すために、
ケイルド迷宮の攻略に挑むという展開になる。
最初はルナがメインヒロインだけ思っていたが、
ルードとの絡みを見る限りニンがメインヒロインのポジションらしい。
ルードのほうもまんざらでも無さそうなので、
物語が進むにつれて関係が変化するのかは気になるところ。
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