
©空えぐみ・新潮社/「沖ツラ」製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第6話「沖縄そばって叫びたい!」感想
沖縄のお盆は旧暦に行なわれる。
旧盆は「3日間」あって、
それぞれの日で行なわれる内容も異なっているとのこと。
今回は「中村 照秋(なかむら てるあき)」が、
「比嘉 夏菜(ひが かな)」の家で行なわれる、
3日目の「ウークイ」に招かれるところから始まる。
ちなみにウークイとは「お送り」のことで、
ご先祖様をあの世へお見送りする最終日のこと。
一般的に知られているお盆の習慣と違いがあって、
かなり興味深いエピソードだった。
特に夜中であっても街中で「エイサー」を行なうという部分が印象的。
お盆というのはどこも静かなものだと思っていたので、
にぎやかな雰囲気で行なわれる様子は一度見てみたいものだ。
続いては「沖縄そば」の話。
「そば」という名称を使うために、
どれだけ苦労したかが語られた。
ちなみに調味料の「高麗胡椒(コーレーグースー)」だが、
私も使用を控えたほうがよそそうだ。
正直カラいモノは大好きなので試してみたい気持ちはあるのだが、
酒が苦手なのでてーるーレベルの醜態をさらすハメになる。
ありえないと思われそうだが、
アルコール耐性が無い人間はマジでオカシクなるから、
イタズラで入れたりするのも絶対にダメ!
最後は「台風」のエピソード。
初めての沖縄の台風にテンションアゲアゲだったてーるーだが、
停電した自宅で1人ぼっちの状況に心細くなってしまう。
そこにかーなーが様子を見にやって来たところで、
次回に続くという流れだ。
頼もしい登場で、てーるーの好感度も爆上がりか?
彼は助けられると相手にホレてしまうタイプの人間なので、
きっと効果は抜群だ!
今回はそれほどラブコメ要素が強い内容ではなかったが、
沖縄独自の文化に触れられたので楽しく見られた。
なお、本作は沖縄出身の方をキャストに多用している点も見どころ!
というわけで今回のゲスト「比嘉のおじい」役は「具志堅用高」。
沖縄出身の元世界チャンピオンボクサーである。
方言のせいかもしれないが、
意外と違和感のない演技だったと思う。
ちなみにエンディングテーマ『あなたに』。
てーるーとかーなー、どちらの気持ちも歌詞に含まれていそうだ。
本作シリーズレビュー
▼沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる – 空えぐみ | くらげバンチ
https://kuragebunch.com/episode/10834108156739758650
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