
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第5話「名港杯 初級女子FS(後)」感想
「結束 いのり(ゆいつか いのり)」の出番は前回で終了したため、
今回は「三家田 涼佳(みけた りょうか)」の演技でスタート!
なぜ彼女が大人を信用しないのか、その理由が語られる。
今大会ではいのりのライバル的な
ポジションで登場しているので、
いのりが戦うべき相手なのは間違いない。
ただ「ミケ太郎」の事情を知ってしまうと
感情移入をしてしまうし応援したくもなる。
競技の最中はハラハラしながら見ていたところだ。
結果的にミケ太郎はリカバリーに失敗して3位になる。
ただ、コーチの「那智 鞠緒(なち まりお)」からも
改めて自分の性格を肯定されたし、いのりとも仲直りができたので、
彼女が成長するきっかけになったとは思う。
なんといっても、いのりさんよりも2歳下なので、
まだ猶予や伸びしろはありそうなキャラクターだ。
続いて上のランクの大会が行なわれ、
絶対女王の「狼嵜 光(かみさき ひかる)」が登場!
いのりさんやミケ太郎とは異なる、
安定した完成度の高い滑りを見せていた。
その演技を見たいのりは、
光と話がしたくなり会場を走り回っていると、
黒ずくめサングラスの「夜鷹 純(よだか じゅん)」に遭遇。
階段で足を踏み外した彼女は、
純に助けられ怪我を負わずに済んだ。
反応の早さはさすがにアスリートといった感じだが、
なんのためらいも無く人助けをするのは意外だった。
しかし、光に勝つつもりのいのりに対して、
一生かけようが勝てる事はないとも言い放つ。
子供に対して優しいのか容赦がないのかハッキリしてくれ!
ただ、なんかコミュ障のような雰囲気があるので、
単に言葉足らずという可能性も十分ありそう。
そこへ居合わせた「明浦路 司(あけうらじ つかさ)」が、
純に向かって宣戦布告!
元金メダリスト相手にすさまじいメンタルである。
ところで純は光のコーチを名乗っていたが、
司が見ていた公式の資料では、
彼女のコーチは「そに鳥 慎一郎(そにどり しんいちろう)」※「そに」は立へん鳥。
つまり「理凰(りおう)」の父親である。
なにかしら伏せておきたい理由があるのかもしれないが、
ルール的に問題は無いのだろうか?
いずにしても今後の戦いは、
「いのり&司」VS「光&純」という、
2人での戦いになるのだろう。
ちなみに今回の演者だった2人の滑走シーンはYouTubeで公開中!
個人的にはミケ太郎のかわいさ爆発の演技が、
普段とのギャップもあってよかったので改めてご覧いただきたい!
本作シリーズレビュー
▼メダリスト – つるまいかだ / 【score1】氷上の天才
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496613688683
コメント