【アニメ】『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』第6話レビュー

アニメ

©天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

第6話「夫婦の初デート」感想

「北条 才人(ほうじょう さいと)」にデートを断られたにもかかわらず、
手作り弁当でアプローチを始める「石倉 陽鞠(いしぐら ひまり)」

生肉かと思いきや火は通ってるようなので、
ローストビーフだったのだろう。

まあ、それにしたってとは思うが……。

いくら加熱済みとはいえ、
暖かい時期は避けるべきメニューである。
基本的にはマネはしないほうがいい。

味は間違いないようなので、
陽鞠もそれなりに料理の腕があるのかもしれない。


話の流れで「桜森 朱音(さくらもり あかね)」の家で、
勉強会をすることになった。

才人に朱音、陽鞠に加えて、
「北条 糸青(ほうじょう しせい)」も参加することに。

才人の異常とも言える記憶力について触れられる。

普通であれば覚えていないことまで一瞬で記憶してしまうので、
幼い頃は気味悪がられていたようだ。

その能力を朱音に肯定してもらえたことで、
才人はかなり救われていたように見える。

ちなみに北条家自体が異能の血筋らしく、
糸青もトンデモナイ能力の持ち主とのこと。


そして朱音の医者になりたい動機も明かされた。

彼女には病弱な妹がいて、
治療費を稼ぐために両親は家を空けることが多く、
そのせいで家事が得意になったのだ。

妹は救えなかったが、
ほかにも病気に苦しむ人がいるため、
朱音は医者になろうと思ったらしい。

彼女の話を素直に聞くならば妹さんは亡くなっているし、
才人もそのように受け取ったが、おそらくはミスリード

あえて誤解させるような言い回しだったし、
本作のようなベタなノリのラブコメで、
過去の出来事とはいえ死を描くとは思えないからだ。


勝手に勘違いした才人は、
朱音を元気づけようと画策。

相変わらず糸青の助言が的確で感心する。

朱音のキャラクターについても、
親友の陽鞠よりも的確につかんでいた。
コレも北条家の異能の力か?

てゆーか、やはり糸青は
才人と朱音をくっつけようとしているとしか思えない。
才人ファーストの考えの背景は明かされるのだろうか?


そんなこんなで嫁を励ますためにデートに誘う才人。

朱音はそのことを祖母の
「桜森 千代(さくらもり ちよ)」に相談する。

久しぶりの登場だったが、
やはりかなりの資産家に見えた。

孫の治療費ぐらいなんとかなったのでは?
とツッコミを入れたくなる。

高校生夫婦はオシャレに決めて、
初めて本格的なデートを満喫するのだった。


最後に朱音について。

彼女は人前では意地を張るが、
2人っきりだとかわいくなるという、
典型的な「ツンデレ」キャラ。

昨今では珍しいタイプだが、
一時代を築いた属性なのは間違いなく、
私のようなおじさんが子供の頃は目にすることが多く、
朱音を見ると妙な懐かしさを覚えてしまう

ただ、冷静に考えるとかなりウザさもあるので、
今の若者にどう受け取られるのかは気になるところだ。


本作シリーズレビュー





コメント

タイトルとURLをコピーしました