【アニメ】『RINGING FATE』第2話レビュー

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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

第2話「パートナーとして、すごく不満!」感想

足音がピコピコとにぎやかな「要」は、
アイアンマンのパチモン「サブロー」と、
コンビを組むことになる。

ちなみにサブローは、ここで要に名付けられた名前。
ようやく本編中で主役2人の名前が明かされたことになる。

その後、彼女は生前ボクサーだった
「大熊(おおくま)」の試合を観戦、
彼の強さを目の当たりにし弟子になりたいと願う。

サブローの意志に委ねてしまえば、
強力な力を振るって戦うことができるのだが、
自力で戦えるようになるのが目的だ。


最初は弟子入りを断っていたが、
要の熱意に負けて戦い方を教える大熊。

ただ、要の動きはボクシングというよりもカンフー
中国の作品なのでそれは構わないが、
師匠がボクサー設定の必要があったかは謎である。

あと、要は生前悲惨な人生を送っていたわりに、
やたらとボケる女性だ。記憶喪失だと性格も変わるのか?


この世界では自分の記憶を賭けて、
「運命のリング」に上り戦う者もいれば、
修理屋の「エデン」のように怠けながら暮している者もいる。

大熊の目的は「セイ」という女性に勝つことだが、
まだ一度も勝ったことがなく、今回も負けてしまった
大熊とセイは戦闘スタイルが似通っているので、
おそらく生前からの因縁があるのだろう。

要は要で自分だけの力で戦おうとするものの、
サブローが協力を拒んだことで力が発揮できずに敗北
記憶を奪われたことで、この2人の関係も振り出しに戻る


今回の感想としては、そこそこ楽しめたという感じ。

物語の目的がシンプルなので話が追いやすいというのもあるが、
要とサブローのバディモノとして見られる点が大きい。

なお、ほかの人間は戦っている時は自分の顔だけ露出しているが、
要の場合は逆で顔だけが隠れているという姿。

2人の絆によってスーツの形状が、
進化するのかどうかも気になるところ。

「核(カク)」と呼ばれるサブローの設定も興味深い。

彼も要と同様に無念があって死んだ者らしいが、
現実世界で重罪を犯していたので、
生きた身体が得られず機械に縛られていると判明。

キャラクターの背景を小出しにしてくれるのは、
個人的には助かるところだ。

主人公の要のほうは記憶を失ってしまったのに、
サブローは覚えいているという関係も面白かった。


ただ、やはり翻訳の影響か、
ギャグシーンの言い回しが独特で笑いづらい

たまに実写的なシーンが入るところも気になる。

現実世界とこの世界を差別化する意図だと思うが、
今のところ効果的に働いているかは微妙。

最後に本作だけの感想ではないが、
なんか今期のアニメって踊っているヤツ多くね?
こういうのも流行りがあるのか?

一応、本作のオープニングダンスの動きは、
そこそこクオリティが高いと思う。


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