
©久世蘭・講談社/「黒岩メダカに私の可愛いが通じない」製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第1話「オチないアイツ」感想
恵まれた容姿を持つ「川井 モナ(かわい もな)」。
彼女はいかに自分をかわいく
見せられるかの振る舞いも熟知しており、
男にチヤホヤされまくる人生を送って来た。
ところが最近引っ越して来た
「黒岩 メダカ(くろいわ めだか)」には、
モテテクニックが通じないどころか、
自分を遠ざけるような発言までされてしまう!?
プライドが傷つけられモナは、
なんとかメダカをオトそうとするが……。
高校を舞台にしたラブコメ作品で、
スクールカーストトップにいるヒロインが、
不愛想な主人公をホレさせるために、
さまざまなアプローチしていくという物語。
ちなみにメダカのつれない態度には理由がある。
彼は寺の息子で将来仏門に入るために、
異性と親睦を深めてはいけない、という戒律を守っているだけ。
モナが接近するたびに
眉間にシワを寄せて厳しい顔をしていたが、
それは心頭滅却するためのクセのようなもの。
内心はフツーにドキドキしていたし、
モナにホレてしまいそうなのを必死に抑えていたというオチ。
そんな事情をモナが知る由もなく、
自分のアプローチが一向に効いていないと思い、
必死になっていく姿が笑いどころ。
なお、彼女は自分のコトを
「クイーンビー(女王蜂)」と自称していたが、
コレはアメリカのスクールカーストの言葉。
ヒエラルキーの頂点に位置する女王様を指し、
向こうのドラマや映画では、
「チアリーダー」を務めていることが多く、
トップ層の彼氏がいるのも定番である。
モナに関してはモテてはいるものの、
恋愛経験自体は少ない人間なので、
厳密な意味でのクイーンビーではなく、
学園のアイドル的なポジションが近い。
最後に作品の感想について。
実は原作をそこそこ読んでいたので、
色々と気になってしまうかと不安だったが、
思いのほか楽しめたという印象。
まず、本作のウリはなんと言っても女性キャラクターのかわいさ!
とにかく原作の絵柄がキレイなので、
作画がマズイと話にならないが、
ひとまずその点は問題なさそう。
お色気シーンについても割と頑張っていたので、
ソコ目的に視聴するのもアリかもしれない。
あと、やはり声がつくと
掛け合いに勢いが増すのがイイ!
特にモナの独白シーンでのみ聞ける、
「関西弁」の威力はかなり高い。
ラブコメ好きだけでなく方言フェチの方にも、
チェックしてほしいところだ!
原作は『マガポケ』をチェック!
▼黒岩メダカに私の可愛いが通じない – 久世蘭 / 【第1話】オチないアイツ
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496328994763
ちなみに「アプリ版」のほうは、
時間さえかければ最新話近くまで無料で閲覧可能なので、
スマホやタブレットにインストールするのがオススメ!
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