
©めいびい/SQUARE ENIX・「結婚指輪物語」製作委員会
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『第4話』&『第5話』感想
第4話では風の国の問題が片付き、
エルフの姫、ネフリティスが新たに仲間に加わった。
風の指輪を取り外すためとはいえ、
両親の石像をハンマーでぶち壊すという、
荒業をやってのけるあなどれない女性だ。
ここに関してはギャグのつもりはないのだろうが、
かなりコミカルに見えたので、正直笑ってしまったシーン。
風の国に責めてきた深淵王の騎士の正体は、
先代の王妃の姉、スマラグディだと判明。
彼女は指輪の使命のせいで恋人を失った過去があり、
弱っていた心につけこまれて黒い指輪に操られていたらしい。
そして50年前にいなくなってしまった
スマラグディの恋人というのが、
ヒメのじいさんこと大賢者アラバスタだと判明。
千葉繁のシブイ声でかなり気に入っているキャラクターだが、
思わぬところで見せ場がありうれしかったところ。
アラバスタがスマラグディに正体を明かさなかった部分も、
少々せつない雰囲気で良いエピソードだったと思う。
第5話では、街ごと移動する火の国でのエピソード。
水の国に行けると思っていたマルス皇子はがっかりだ。
オープニング映像からの予想になってしまうが、
彼には水の国に想い人がいるらしく、
ヒメと結婚できなくても大して気にしていなかったのは
そのせいだったのだろう。
火の国の姫、グラナート・ニーダキッタは、
猫人という獣人のような外見をしており、
強さを重視する戦士の一族。
なお、女戦士らしく露出度は高めである!
次回、グラナートの問題に片がつくとしたら、
新たな姫が加入するのに2話必要となる計算なので、
順調にいけば10話までに5人全員と結婚できることになる。
ただ、原作ありきの作品なので、
完結まで描くのは難しいだろうと予想しており、
ちょうど全員と結婚したところで、
俺たちの戦いは続く的な感じでまとめられそうな気がする。
気になる部分としてはお色気要素について。
適度にサービスシーンを入れてくれる点はありがたいが、
謎の光により大事な部分は見えない仕様となっている。
Youtube上で流れていた「Blu-ray版」のCMでは、
「丸見えバージョン」の収録という、
そそられる宣伝文句が聞こえてきたが、
どれぐらいの光除去率なのか気になるところだ。
あと、前回触れた主人公の名前問題だが、
この感じだとこれから加入する姫はみんな、
「サトウ」と呼ぶことになってしまうらしい。
私の見落としでなければ、
彼の本名は作中で一度も明かされていない気がする。
今となってはサトウの下の名前が気になるというよりは、
なぜ徹底して名字呼びをさせるのかという部分が気にかかっている。
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