【ラブコメマンガ紹介】『後宮一番の悪女』1巻レビュー【ネタバレなし】

マンガ

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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


著者:苗川 采, 柚原 テイル, 三廼
レーベル:FLOS COMIC
シリーズ名:後宮一番の悪女
発売日:2023年09月05日
出版社:KADOKAWA

▼後宮一番の悪女 – コミックウォーカー(KADOKAWA) 紹介ページ

ストーリー


主人公の皐琳麗(こう りんれい)
化粧品をこよなく愛する少女。
彼女は皇帝の妃に対して、
自分の作り上げた化粧品を売り込むことを目標にしていた。

ある日、妃たちが住む後宮へと
招かれることになった琳麗。
ところが彼女が後宮へと足を踏み入れた途端、
妃の身分の1つ「充儀(じゅうぎ)」という肩書で呼ばれてしまう。

なんと琳麗の嫁入りを心配をしていた者たちにより、
騙し討ちのような形で妃の一人にされていたのだ。
しかし1年間皇帝からの寵愛を受けることがなければ、
後宮の外へ出られるとのこと。

複雑な人間関係や陰謀うずまく後宮内で、
はたして琳麗は自分の目的を果たすことができるのか?


作品の見どころ


王朝時代の中国を思わせる
曄燎国(ようりょうこく)を舞台にした物語

日本の大奥のように複数の妃が住む後宮内で、
さまざまな問題に巻き込まれつつ、
奮闘していくという様子が描かれます。

中華風ファンタジーだけあって、
登場人物の服装や小道具、背景などがユニークなので、
そのあたりにも注目。

世界観をきちんと作り上げているため、
作品独自の固有名詞なども多数登場しますが、
適度に解説を入れてくれます。

主人公の琳麗が商家の娘であり、
実務の面でもしっかりとこなしていたので、
なかなか優秀な女性であるという点がポイント。

元々、彼女は自分の容姿にコンプレックスを抱いていましたが、
化粧によって自分を美しく彩ることにより、
性格すらも堂々したものに変わっていきます。

琳麗の能力に加えて化粧に力によって、
後宮内でほかの妃たちと渡り合ってく
という展開が期待できそうな作品です。


​感想


琳麗が主人公ということなので、
基本的に女性視点で物語は進んでいきますが、
マンガという媒体のおかげか、
ボクのようなおじさんでも客観的に読むことができました。

女性ばかりの後宮内が舞台であったり、
化粧品について取り扱っていたりと、
今まであまり接したことがない世界の話だったので、
新鮮な感じがして意外と楽しめた印象。

琳麗が1巻の時点では
タイトルにあるような「悪女」にはなっていないので、
これから変化していく彼女が、
恐ろしくも楽しみなところではあります。

本作は原作にあたるノベルが発売されていますが、
そちらは未読の状態のため比較はできません。
ただ、今のところ内容は問題なく追えているので、
描写的には十分なのだと思います。

中華風ファンタジーの雰囲気の中で、
少女が悪女となって活躍する物語を
楽しみたい人にオススメの作品です。

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