【マンガ】『君のラブを見せてくれ!』1巻レビュー!

マンガ

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

▼君のラブを見せてくれ!
https://comic.webnewtype.com/contents/kimilove/


作品概要


​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​著者:リムコロ
レーベル:角川コミックス・エース
シリーズ名:君のラブを見せてくれ!
発売日:2023年09月08日
出版社:KADOKAWA

​ストーリー


主人公の四篠 恋路(しじょう こみち)
高校2年生でありながら売れっ子恋愛マンガ家である
『獅子城レンジ(ししじょう れんじ)』という顔も持っていた。
ところが自分自身が恋を知らないため、現在はスランプの真っ最中。
そんなある日、烏丸 翔(からすま しょう)という後輩が、
女子に告白するという場面を目撃する。
その瞬間、創作意欲が刺激されるのを感じた恋路だったが、
翔は「絵が上手い人にしか興味ない」という理由で
フられてしまうのだった。
翔の告白に「ラブ」の存在を初めて実感した恋路は、
彼の恋を応援するために絵の指導を買って出る。
そして「君の恋路(こいじ)をサポートする代わりに、
君のラブを見せてくれ」と宣言するのだった。

作品の見どころ


四篠恋路は天才少女という設定ですが、
コミュニケーション能力に難があり、
ズボラで天然という性格の持ち主
おまけに仕事場代わりにしている
美術準備室も散らかしっぱなしで、
食生活も荒れ放題という有様。
家事が得意な烏丸翔を家事代行として雇う代わりに、
絵の指導をしつつ彼の取材および観察を行なうことになる、
という展開になっていきます。
本作はそんな2人の日常をコミカルに描いた、
ギャグテイスト強めな内容となっています。
個性的なキャラクターが登場する点が特徴で、
主役どころの2人だけでなく、翔の告白相手である伏見さんや、
男性美術教師の宇治先生など、周囲の人間たちにも注目。
登場人物がみんなユニークでどこかズレている点がポイント。
作品全体を通して笑えるシーンが多い印象です。
主人公の少女が後輩男子の恋を応援するという、
珍しい構図が見どころとなっているので、
今後この関係がどのように変化していくのか気になるところ。
単行本の描きおろし短編では、
宇治先生の目線から見た四篠恋路について描かれます。
教師という立場ではありながら、
彼女を大事にしている様子が感じられました。

感想


デザインを含めて四篠恋路
キャラクターがかなり気に入りました。
先輩ポジションのせいかもしれませんが、
小柄な見た目のくせに妙に大人ぶった口調という、
ギャップが非常に面白いです。
また表情のバリエーションも多く
カワイイだけでなく見ていて楽しいタイプの
キャラクターだと思います。
物語の大半は四篠 恋路の視点で進んでいきますので、
彼女が主人公兼ヒロインという理解で問題ないでしょう。
女性視点の作品ですが、
恋路の心情をかなり詳しく描写してくれるので、
意外と感情移入しやすかったです。
一風変わった設定の
笑える学園ラブコメを読んでみたいという方に
ぜひオススメしたい作品です。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

君のラブを見せてくれ! (1) (角川コミックス・エース) [ リムコロ ]
価格:748円(税込、送料無料) (2023/9/8時点)

楽天で購入

 

​​​​​​​​​​​​​​​​​

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

君のラブを見せてくれ! (1)【電子書籍】[ リムコロ ]
価格:748円 (2023/9/8時点)

楽天で購入

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました