【書籍】『失敗図鑑　すごい人ほどダメだった！』（大野正人）レビュー！

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※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。

「失敗」をすることよりも、そのあとどうするのかほうが重要！

「10歳から読める！」シリーズの１つで、
「世界の偉人」たちについて紹介している。

子供たちに「失敗」を恐れず、
さまざまな物事にチャレンジしてほしい
というコンセプトの元に書かれたもの。

というわけで偉人たちの「失敗」エピソードに
スポットを当てているのが特徴だ。

のちの世に名前を残した人間たちが、
当時どんな失敗をしてそこからどう立ち直ったかを、
面白おかしく、そしてわかりやすくまとめている。

本作を読んだ子供たちには、
教科書に載っているような偉人たちも、
失敗することがあるのだと身近に感じてもらえるハズ。

また、各エピソードが非常にユニーク。
学校の授業では教わらないような切り口なので、
堅苦しい内容が苦手という方にもオススメできる。

すべての漢字にふりがなが振ってあるなど、
子供にも読みやすい工夫がされているが、
内容自体はしっかりしているので、
大人が読んでも普通の楽しめると思う。

ただ、前提として子供向けなので、
文字も大きめで文字量やページ数も多くはない。
読むのが早い方であれば
「１～２時間」ぐらいで読み終わるボリュームだ。

大人の場合は本を読む習慣があまりない方や
偉人の裏側に触れたいと思った方にオススメ。

子供であれば本作を入り口にして、
色々なことに興味を持ってもらえそうなので、
ご自身の子供はもちろん、
知人のお子さんの入学祝いに使うのもアリだと思った。

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