【アニメ】『もめんたりー・リリィ』第12話レビュー

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第12話「こんなに楽しいフルコース」感想

先に申し上げておくと今回で完結しなかったため、最終回は次回に持ち越し

サブタイトルにフルコースとある通り、今回は過去最高の料理数ということで、その場にいる全員で「かっぽー」を行なうことになる。

「霞 れんげ(かすみ れんげ)」「河津 ゆり(かわず ゆり)」「しらゆき ねりね」以外は2人ずつ存在しているので本人同士で対話していたが、お互いのことを理解しているのでオリジナル対コピーのよくある確執は無く、仲良くしていたのが印象的。

チーム「えみゅー」の面々はオリジナル体の6人に対して、「しとろん」のいるコロニーへの避難を提案。この施設が安全でなくなったという理由もあるが、彼女たちの家族や友人も生き残っているため、そのほうがいいという判断だ。

理解はできるがコピーサイドの心情を考えると複雑なところ。ひょっとして彼女たちは戦いが終わっても、家族や友人の元へ戻らないつもりだろうか?


「バロール」を迎え撃つ前に行きたい場所があると言う「れんげ」。彼女の妹「すずらん」が姉を埋めた場所である。

やはり「すずらん」を助けて命を落としたのは、「れんげ(コピー)」のほうだったらしい。

つまり、今生きている「れんげ(オリジナル)」は以前「ワイルドハント」の施設に捕らえられていたが覚醒、その後に「ねりね(コピー)」と出会い記憶を失ったといことだろう。

「れんげ(コピー)」の墓の場所が案外近かったので、「ゆり」や「ねりね」と同じ施設にいたのかもしれないが、1人で目覚めた理由についてはよくわからない。

「れんげ」の体調は限界を迎えているようで、これ以上戦ったら無事では済まない。「高台寺 えりか(こうだいじ えりか)」は彼女以外の4人で戦うことを提案するが、リーダーの「咲耶 あやめ(さくや あやめ)」が却下。

「あやめ」自身も「れんげ」に死んでほしくはないが、彼女抜きでは「バロール」を撃破することができないからだ。お姉ちゃんは優しいのは間違いないが、若干感情に走り過ぎる傾向がある。一方「あやめ」は不治の病である中二病患者ではあるが現実が見えている。一朝一夕があるが、個人的には「あやめ」のほうが好ましいキャラクター


「れんげ」は自分が戦う決意をしていることを全員に説明。ただ、死にたくはないので今回を最後に戦うことは止めると宣言する。平和になったら彼女には、やりたいことがあるらしい。廃墟創作割烹「おにぎり好き好き」というお店をオープンすることだ。

死亡フラグを立て続けているが大丈夫か?

ちなみにワイルドハンドに関してはこれ以上増えることはないので、現存戦力を排除すればひとまず平和にはなるらしい。

こちらへ向かっている「バロール」の気配を察知するが、増援として「オーガ」も呼び寄せているそうなので、合流される前にそちらを撃破する必要がある。

最大戦力の「れんげ」が先行して「バロール」の足止めに向かうが、戦いの最中も身体の不調は進行していくのだった。

最後の力をふり絞って「バロール」を撃破する「れんげ」。他4人が駆けつけて来るが、彼女たちの目の前で「れんげ」は静かに目を閉じるのであった。

死んでしまったかどうかは微妙な描写だったが、今までの傾向からすると残念な結果である可能性が高い。「れんげ」のやりたかったことについては、妹の「すずらん」が引き継ぐ流れになりそうだ。

正直、登場人物に対してそれほど感情移入しているわけではないが、できればハッピーエンドのほうが好ましいので、予想は外れてくれて構わないと思うがどうだろうか?。


本作シリーズレビュー


▼もめんたりー・リリィ~卒業までにしたい100のこと~ 第1話 – マンガUP!
https://www.manga-up.com/titles/1322
※スピンオフのコミカライズ作品。
 キャラクターは同一だが世界観は異なる模様。

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