
©実樹ぶきみ(秋田書店)/SHY製作委員会
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『第8話 さぷらいず』感想
氷を操る少女・ツィベタの正体をつかむカギが、
ペペシャの故郷であると考えた
紅葉山 輝(もみじやま てる)はロシアへ向かう。
航空機を使用していたようだが、
転送機能を使うわけにはいかなかったのだろうか?
現地に到着してからはペペシャと合流し、
彼女が育ったという孤児院へと向かうことになる。
輝が院長の男性と普通に会話していたので、
何語で話しているのかと思ったが、
どうやら「転心輪」が自動的に翻訳してくれるらしい。
変身や通信以外に翻訳機能まで備えているとは、
おそるべき技術。ほかにも隠された機能がありそうだ。
本作の舞台が近未来だと仮定しても、
この時代の水準をはるかに超えていると思う。
この孤児院はペペシャの寄付によって
成り立っているようなところがあるらしい。
イギリスのヒーロー・スターダストといい、
ヒーローたちが普通に聖人ぞろいで感心した。
院長いわくペペシャが孤児院を出て、
10年が経過しているらしい。
仮に15~16歳で卒業しているのであれば、
今は25~26歳ということになる。
たしか輝は14歳だったと思うので、
同じぐらいのタイミングでヒーローを
始めたとしてもおかしくはない。
ペペシャが仕事内容を明かしていないにもかかわらず、
この孤児院の人間にとっては「ヒーロー」だと
思われているところが印象深い。
肩書がどうあれ、その人のあり方に対して
呼ばれているようで非常によかった。
ツィベタの手がかりがペペシャの過去にあると考えた2人は、
孤児院で過去の写真を収めたアルバムを探すことにするが、
ペペシャの母親・レーニャも、この孤児院出身であることが判明。
幼少期のレーニャの写真を発見したが、
その姿はツィベタと瓜二つだった。
そんな中、孤児院がアマラリルクに襲撃されてしまう。
2人組で1人はツィベタで、
もう1人はクフフと名乗るエキセントリックな少女。
名前の通り笑いっぱなしで、
話の通じなさそうな部分があるせいか、
個人的にはツィベタよりも怖い印象。
本格的なバトルは次回に持ち越しだが、
戦力的に不安が残る状況。
スピリッツの覚醒イベントなどがあるのだろうか?
あと、スピリッツの転心も初めて見たが、
転心完了前に守護霊のような女性が
一瞬映ったのが気になった。
変身シーンも転心輪の使用者の心を
反映しているのかもしれない。
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