
©一色一凛/マイクロマガジン社/暴食のベルセルク製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第10話 罠』感想
ガリアへ向かった素材採取部隊と連絡が途絶えたと、
報告を受けるロキシー・ハート。
同じ頃フェイトは武具職人のジェイドから、
グリードにふさわしい鞘を作るには、
ガリアで採れる「魔水晶」という金属が必要だと聞く。
目的地に向かうフェイトの前に、
冠魔物のサラマンダーが集団で現れる。
だが、フェイトの先制攻撃に反撃して来るわけでもなく、
何かに操られるように別の場所へと向かっていってしまう。
サラマンダーが向かったのは、
ロキシー一行が野営をしている場所で、
彼女の部隊が襲われてしまうのだった。
ロキシーが被害を受けてしまうかと思われた瞬間、
フェイトが助けに入るとという展開になる。
ロキシーたちと別れて「魔水晶」を探すが、
途中で『色欲のエリス』を目撃する。
そして彼女の視線の先には、
コアを失ったキメラが放置されていた。
大昔に埋もれていたものが、
岩盤がくずれてしまったことで、
表に出てきてしまったらしい。
ただ、周りの様子から動き出してしまった
キメラも3体ほどいるようで、
フェイトはロキシーを狙ったエリスの仕業だと確信する。
そして動き出したキメラの行き先はと言えば、
予想通りロキシーのところ。
ロキシーの部隊と協力しつつキメラを撃破していくが、
最後の一体との戦闘中に地盤が崩れてしまい、
フェイトとロキシーは地中へと落下してしまうのだった。
なお、戦闘中のフェイトいわく、ロキシーと初めて共闘したが、
アーロンやマインよりもしっくりくるらしい。
単に相性がいいのか、ロキシーにも何か秘密があるのかは
今のところはわからない。
ところでフェイトはロキシーの剣筋を一目見ただけで、
アーロン仕込みの剣だと看破していた。
事情を聞いたとは思えないので、パっと見でわかるほど、
彼の使う剣術はクセが強いということか?
2人はしばらく話をしていたが、
フェイトに飢餓ブーストが発動してしまい、
彼はその場を離れて残ったキメラを撃破する。
その後、目的の魔水晶も発見し、
ロキシーの部隊とも合流することができて、
今回は終了となる。
最後に一瞬だけ描かれた、
フェイトと似たような格好をした人物については、
髪の色から察するにノーザン・アレスタルだと思う。
彼がエリスとつながっているかはなんとも言えないが、
まだ登場していない大罪スキル持ちなのではないだろうか?
あと今回気になったところとしては、
眠りについたフェイトが、今までに倒した人物の
悪夢にうなされるというシーン。
これは暴食スキルの副作用である可能性が高いが、
残りの話数できちんと回収してくれるのかが少々不安。
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