
中学生のくせにデキた女が多過ぎる!
中二病も患っている「市川 京太郎(いちかわ きょうたろう)」と
雑誌モデルとして活動する「山田 杏奈(やまだ あんな)」。
本作はこの2人の恋愛を描いており、
中学生らしい勢いと初々しさが魅力!
個性豊かなキャラクターとの、
コミカルな掛け合いを見どころになっている。
今回の11巻では杏奈の世間での知名度が一気にアップ。
お互いの立ち位置を考慮したつき合いを考えるという話になる。
とはいえ、イチャイチャ度に関してはかなりの糖度なので、
油断すると「甘ぁ~い!」と叫びたくなってしまうほど。
なお、あまり細かく描写してしまうと、
初見で読んだ時の楽しみが減ると思うので、
今回はキャラクターごとの感想を語るという形にしたいと思う。
本作を読んでいない方にとっては、
「ちょっと何言っているかわからない」状態かもしれないが、
ご容赦いただければと思う。
●市川 京太郎
道化を演じ切ったシーンはグッと来た。
最初に比べたらだいぶメンタルが強くなった気がするし、
彼女のすべてを受け入れる度量のデカさも見事!
とはいえ、さすがに校内でイチャつき過ぎだ! 爆発しろ!!
●山田 杏奈
相変わらず金持ち一人っ子っぽさが炸裂。
京太郎は「大人になったわけではない」と
評していたが私の感覚では違う。
今の彼女は京太郎とつき合ったからこその姿だと思う。
●小林 ちひろ
ばやしこ。杏奈と一番つき合いが長いからこそ、
彼女にとって最もふさわしい相手を見極めたのだろう。
京太郎だったら、杏奈の隣を譲ってもいいと考えたのかも?
●関根 萌子
杏奈とは別ベクトルで、
京太郎が率直に意見が言える相手だと思う。
本心を隠しきれないところが人間臭くて好き。
●足立 翔
オマエの言葉は本当に心強かった!
彼の存在に京太郎はかなり救われたハズ。
●南条 ハルヤ
ナンパイセンのこと。コイツはコイツでイイ男。
再登場してきちんと見せ場があったのはよかった。
それはともかくキンタマは無事か?
●半沢ユリネ
美人なのに微妙なファッションセンス
というギャップがカワイイ!
例のイベント翌日に怒っているところも◎。
●安堂カンナ
カンカンもしくはパンダ。あるいは黒マスク。
京太郎に謝罪したシーンに彼女の人間性が出ていた。
きちんと人間関係を把握していたし、当たっていたのはスゴイ!
ほとんどの方にはナニを言っているのかサッパリだろうが、
11巻を読んでいれば同意してくれる方もいるハズだ。
ちなみに本作は秋田書店が運営するWebマンガサイト、
『チャンピオンクロス』で連載中!
最新刊の続きは無料で読めるので、
コチラもあわせてチェックしよう!
▼『Karte.155 私は物分かりのいいフリをする』
https://championcross.jp/episodes/208fea3d28d90/
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