
©E.MASUDA
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マンガの中にオレたちがいる?
本作を初めて読んだ時は「このシチュエーションは見事だなぁ~!」と感心したものでした。恋する男女の気持ちを知って、ツッコミを入れたり応援するというキャラクターは他の作品でも見掛けましたが、ソコをメインに描くというのはありそうでなかったパターン。
舞台を電車内にして、常連を中年、OL、学生とさまざまな年代にした点も見事だと思いました。コレが学校内だと生徒や教師に、オフィス内だと上司や同僚ぐらいしか登場させられないので、どうしても閉じた空間での出来事になり、人によっては感情移入しづらい方も出てきてしまいます。
恋愛のシチュエーション自体は王道でありながら、見せ方に工夫があるため、ある意味ではツウ好みの作品と言えるでしょう。もちろん「彦一」や「なゆ」と同年代の方が読んでも楽しめるのは間違いないですが、初々しい少年少女を見守ってニヤニヤするという大人の方は、常連のやり取りに自分の気持ちを重ねて「オレ(私)がいる!?」と、感じるかもしれません。





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