
©天乃聖樹・KADOKAWA/クラ婚製作委員会
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
第3話「俺の嫁」感想
前回、夫婦として歩み寄ることにした、
「北条 才人(ほうじょう さいと)」と、
「桜森 朱音(さくらもり あかね)」。
一緒に映画を観たりゲームで遊んだりしている内に
少しだけ打ち解けられたのか、
お互い下の名前で呼び合うことになった。
同じものを観たり聞いたりするのは、
関係を深める上で重要なことなので、
説得力がある描写だと思う。
そして朱音の事情が明かされた。
買い物の際に商品の値段が気にするそぶりもあり、
庶民的な感覚の持ち主だと感じていたが、
それほど裕福でもないらしい。
彼女は医師になりたいという夢を持っているが、
医学部に入学するにはかなりのお金が掛かってしまう。
結婚を承諾すれば、
祖母の「桜森 千代(さくらもり ちよ)」から
援助をしてもらえるので、そのために応じたとのこと。
それなりにイイところのお嬢様かと思っていたが、
どうやらそうでもないらしい。
また、勉強にかなりの時間を費やしている
努力型の人物でもあるので、なかなか好感が持てる。
一度見たものをすべて記憶できる能力の持ち主であり、
実家も太い才人とはエライ違いだ。
とはいえ、そんな彼も朱音のがんばる姿を見て、
なにか助けになれればと考えたのか、
夜食を作ってあげるというイケメンムーブをかます。
結構なカロリーになりそうな物ばかりで、
おじさんは心配になってしまったが、
JKの胃袋には平気な模様。若いっていいなぁ……。
今回は主役の2人の距離が縮まったおかげで、
結構な頻度でイチャイチャが見られた。
ただ、2人そろって恋愛経験が無いせいか、
意味不明なリアクションを繰り返してしまう。
さすがに「そうはならんやろっ!」的な
ツッコミを入れたくなったが、
あまりにベタ過ぎて逆にクセになってきた。
でも、さすがにお姫様抱っこで、
病院まで運ぶのはムリがある!
朱音の体重は不明だが、
さすがに「40kg」を切ることはないだろう。
病院がご近所だとしても相当キツイ!
せめておんぶであれば、
ギリギリいけたかもしれないが……。
思いのほかイチャイチャ描写が早く見れたし、
主役の2人が気に入り出したのはよかったポイント。
しかし、すでに2人のお互いに対する好感度が高いため、
ほかの人間が入る余地がないのでは?という懸念もある。
謎な妹キャラ「北条 糸青(ほうじょう しせい)」はともかく、
「石倉 陽鞠(いしぐら ひまり)」がキャラクターとして、
きちんと活かされるかは気になるところだ。
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