
©2024 ぶんころり,カントク/KADOKAWA/佐々木とピーちゃん
※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。
『第1話 現代と異世界』感想
前提として完全初見の感想。
主人公が中年の作品ということで、
同じおっさんとしては視聴しないわけにはいかない。
1話がとても長く感じる作品だと感心していたら、
普通に「48分」という特別枠だったというオチ。
物語はブラック企業に勤める佐々木が、
文鳥を飼い始めるところからスタートする。
実はこの文鳥は異世界の賢者、ピエルカルロが転生した姿。
佐々木はピーちゃんと名づけたこの鳥から、
力の一部を授けられ魔法を使えるようになるのだった。
将来のんびりとしたスローライフを送るという目的のため、
現実世界と異世界を行き来しつつ、
金を稼いでいくという展開になる。
ところが現実世界でも魔法に似た、
特殊能力を使える人種がいることが判明。
佐々木はそれらの人間を管理する、
「内閣府超常現象対策局」に転職することになってしまう。
日常系の雰囲気を漂わせつつも、
現実とファンタジーが入り交じった内容で、
今の時点ではどういった方向に物語が進むのか、
予想できない点が面白い。
主人公のセリフや語りがかなり多いが、
佐々木役の杉田智和が落ち着いた芝居をしてくれるため、
非常に聞きやすいという印象。
ピーちゃんについても凛々しさとかわいさを感じる声で、
どなたかと考えながら見ていたが、
エンドロールで悠木碧だと知りかなり驚いた。
某薬屋とも異なる演技で、
改めて彼女の引き出しの多さに感心してしまった。
第1話の時点でも相当クセの強いキャラクターばかりなので、
今後、登場するキャラクターにも期待が持てるし、
基本はコメディとして描かれそうなので、
気軽に楽しめそうな点もポイント。
個人的にかなり気に入ったので引き続き視聴予定。
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