【マンガ】『ただ制服を着てるだけ』1巻レビュー!

マンガ

​※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。​


作品概要​


著者:神田暁一郎, 宮野金太郎, 40原
レーベル:ガンガンコミックスUP!
シリーズ名:ただ制服を着てるだけ
発売日:2023年02月07日
出版社:スクウェア・エニックス


ざっくり感想​


ライトノベル原作のコミカライズ作品。
私は原作未読なので比較はできておらず、
本作のみの感想になる。

主人公の堂本広巳(どうもと ひろみ)は、
コンビニの雇われ店長をしている。
だが、その場所が自宅マンションのとなりということもあり、
職場との往復ばかりの日々を送っていた。

そんな彼にも週に一度、息抜きのために通う場所があった。
それは制服を着た女の子と密室でおしゃべりをしたり
マッサージをしてくれるお店である「JKリフレ」

広巳はそこで、源氏名・あゆみ、
本名・藤村明莉(ふじむら あかり)という女性を
必ず指名することにしていた。

ところが彼はオプション付け放題のコースを
オーダーするにもかかわらず、
明莉と一緒にゲームをしたりダラダラするばかりで、
男として下心を見せるようなことはなかった。


そんな日々を送る中、紆余曲折の末、
明莉と同居することになってしまう。
物語は彼女との生活を描きつつ、
なぜ広巳が、かたくなに明莉に手を出そうとしないのか?
という点にフォーカスしている。

広巳の明莉に対しての感情については、注意深く読んでいなくても、
かなり匂わせているので、なんとなく予想はつく。
あえてボカして書くが、彼のトラウマ的な問題により、
明莉の世話を焼いてしまうということなのだろう。

明莉については、大人のお店に勤めるヒロインということで、
この点は人を選ぶかもしれない。
また、それ以外にも彼女の言動に関しては、
若者特有の危なっかしさや思慮の足りない部分が垣間見える。

そういった要素があるせいか、
作品全体としてはコミカルなノリでありつつも、
不穏な空気が見え隠れするのが特徴。


女性キャラクターを肉感的かつ魅力的に描いてはいるが、
現状、広巳のほうに手を出すつもりがないので、
サービスシーンはあっても一線を越える描写はない

その上で今後2人が恋愛関係になるのかはかなり気になるところ。

ちなみに単行本に収録されている、
原作者書き下ろしの短編小説では、
藤村明莉と知り合い初めてお店を訪れるまでの出来事を描いている。

本編では省かれてしまった部分なので、
堂本広巳の心情を詳しく知りたいという方は
こちらもチェックしてみてほしい。

 

​​​​​

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ただ制服を着てるだけ 1巻【電子書籍】[ 神田暁一郎 ]
価格:730円 (2023/9/18時点)

楽天で購入

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました