【マンガ】『先生、今月どうですか』1巻レビュー!

マンガ

※人名、組織名などは敬称略でお伝えしております。


作品概要


著者:高江洲 弥(たかえす やや)
レーベル:HARTA COMIX
シリーズ名:先生、今月どうですか
発売日:2021年06月15日
出版社:KADOKAWA


ざっくり感想


主人公の佐久間紫(さくま むらさき)
女子高生でありながら、
両親の経営するアパートの大家の手伝いをしていた。

家賃回収なども彼女が担当しているのだが、
毎月決まって滞納してしまう住民がいる。
それは売れない小説家をしている四十万万里(しじま ばんり)

彼に淡い恋心を抱いている紫は家賃の催促という口実で、
今日も万里の部屋、103号室へとおもむくのだった。


女子高生が大人の男性への憧れを描いた純愛物語で、
17歳と33歳という年齢差のギャップを楽しめる作品

紫には特殊能力があり、
それは「素手で触った相手と自分の関わる未来が見える」
という一種の予知能力なもの。

実は物語開始時点で、
紫は万里と結婚するという未来を見ているので、
それがいつになるかはわからないが、
2人が結ばれるということは確定している

ある意味ハッピーエンドが
保証されているようなものなので、
この点が本作の特徴と言えるかもしれない。


四十万万里は善人ではあるがだらしない大人で、
そんな彼を紫がかいがいしく世話を焼くというのが主な流れ。

ただ、2人とも恋愛慣れしておらず、
鈍感なところがあるため、
関係を深めていくには時間が掛かりそうではある。

一途な紫が魅力的で、
想い人に尽くそうと一生懸命な彼女の姿が見どころ

また、紫については制服姿でいることが多いが、
私服のバリエーションが豊富。
住民の中にファッションデザイナーがいることもあって、
可愛らしい衣装をたくさん見られるという点がポイント

1~2巻は佐久間紫四十万万里に対して、
どんな想いを抱いているか? という内容が主に描写されるが、
3巻以降では万里にどんな感情を抱いているか?
など彼の心情を描きつつ、小説家としてスランプに陥ったワケなど、
万里側の事情についても掘り下げられる

2人の恋の行方も気になるところだが私個人の好みで言えば、
予知能力の設定をもう少し活かしてほしいところではある

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