【アニメ】『千歳くんはラムネ瓶のなか』第4話~第5話レビュー

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©裕夢/小学館/チラムネ製作委員会

第4話「ラムネの瓶に沈んだビー玉の月」~第5話「かりそめのスタートライン」感想

今期、最も話題になっている作品、通称『チラムネ』。最後まで見るかどうかはともかくとして、「山崎 健太(やまざき けんた)」関連のエピソードに決着がつくまでは、見届けようと思い視聴は続けていた。これまでの感想についてはコチラをご覧いただければと思う。

さて、さっそく感想について。結論から言えば、やはりツッコミどころというか疑問点が多い!

まず、健太が再会したサークルの連中だが、フツーに感じが悪すぎる。なぜ、彼があんな連中とつるんでいたのかも謎なレベル。健太の告白を機に突然性格が悪くなったのか? そして、そいつらがイケメン「千歳 朔(ちとせ さく)」が現れた途端、弱気になって口調まで変わるのも意味不明。本物のリア充が放つオーラに気圧されたのか? 健太が朔に救われるという展開のために、ムリヤリ作られたキャラに見えてしまった。

あと、朔の言う「愛のあるイジリ」という言い回しも受け入れられない。そもそも第3話の昇降口の会話も個人的な感覚だとフツーにアウト。謝罪すればチャラになるのか? 頭に「愛のある」ってつければナニをやってもOKなのか? 相互理解を掲げている割に、独特の価値観を押し付けてくる男である。


結局、健太は「チーム千歳」の一員になれた模様。リア充の仲間入りを果たしたことで、おそらく彼にとってはハッピーエンドなのだろう。しかし、他の男友達もそうだが、メンバーの女子全員が朔にホレているグループに入ることに抵抗はないのか? ハーレム要因の女の子に優しくされて、健太が同じ失敗を繰り返さないかだけが心配だ。

そして、キミに絡んでいた「上村 亜十夢(うえむら あとむ)」の件はどうなったのだ? 朔のそばは彼が狙っていたポジションかもしれないので、イジメの対象にならないか不安が残るぞ。

ちなみにここまでが、原作1巻の内容らしい。ここから先はエピソードごとにメインとなるヒロインが変わっていくようで、次からは「七瀬 悠月(ななせ ゆづき)」メインの話が始まる。といっても女の子が多過ぎて正直、この子が誰のなのかもピンと来なかった。そしてコイツもクセモノだ。

自分が美少女であることを自覚しており、仲間内では朔に似ていると評されているのだ。いけ好かない主人公にそっくりのヒロインの登場である。外見的な恵まれた者同士だからこそ、分かり合える悩みを語り合う2人。マジか、コイツら……。どんだけ自分に酔ってんだ?


エピソードとしては、悠月にストーキングする存在がいるらしく、それを牽制するために朔が恋人のフリをするというもの。陰キャ少年のプロデュースよりも、興味が惹かれる内容だ。

なお、つきまとっていた男たちは、ガラの悪い他校の生徒で先輩の指示で動いていたとのこと。健太の元サークル仲間とは異なり、今度の相手は正真正銘の不良である。はたして朔のリア充オーラで圧倒することができるのか!? どうやって事態を解決に導くのか興味があるので、視聴は継続する予定だ。

ただ残念ながら、公式から「第6話以降の放送・配信延期について」という発表がされているため、次回以降を見ることができるのはだいぶ先になる。レビュー記事については、まとめて視聴してから書くことになるかもしれない。

ちなみに理由については「制作上の都合および本編クオリティ維持のため」とある。このような文言がある場合、ほとんどがギリギリのスケジュールで制作しており、作画崩壊などを指摘されることが多いが、本作においてはそういったことは無かったと思う。私はアニメ業界に詳しくないので何とも言えないが、別の要因ということも考えられるのだろうか?

時間の都合がつけば原作を読んでみて、アニメと比較してみるのもアリかなとは思った。

個人的に一番厳しいと思っているのは、主人公である「千歳 朔」という人物がつかめないこと。アニメだけでは彼が誰が好きで、どんな理由があってこんなスタンスで生きているのか、サッパリわからないのだ。

原作を読むことで彼の描写が補完されるのであれば、アニメのほうの見方も少しは変わると思う。


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