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©2025時野洋輔・アルファポリス/勘違いの工房主製作委員会
本作を「おねショタ」モノだと勘違いした私の誤算!?
1クール(全12話)見終わったので、
まとめの感想を残しておく。
前提として原作およびコミカライズについては未読なので、
基本的にアニメ版のみの感想になる。
アニメ版についてはエピソードとしてひと段落したものの、
物語としては途中で終わってしまった形だ。
結論から言えばそれなりには楽しめたが、
特筆すべき点は無かった作品といった感じ。
もし、第2期があったとしても、
時間に余裕がなければ見ない可能性が高い。
先によかった点を述べると、
主人公サイドにとって都合の良い展開や結末を、
迎えることが多いためストレスフリーで見られるところ。
また、全体的にコメディなノリで描かれるので、
ピンチな場面やシリアスな雰囲気が苦手
という方でも見やすいハズ。
主人公の「クルト」についても、
なろう系にありがちな過剰にイキるタイプではない。
「追放」されるところから始まる物語だが、
リベンジを目的としていないので、
アクの強さを感じづらくサラリと見られる印象だ。
あと、キャストはかなり好きな部類。
クルトを始め好きな声優が多数出演されていたため、
会話を聞いているだけでも結構楽しめた。
というか途中からクルトのキャラクターを
微妙に感じていたので、
好きな声質の「小松未可子」が演じていなかったら、
視聴を断念していたかもしれない。
彼が人の好い善人なのは間違いないが、
中盤あたりで知力や洞察力に難があり、
周囲の指示通りに動かないタイプだと判明する。
戦闘能力以外の適正は
すべて「SSSランク」という設定だったが、
この子には絶対的に「かしこさ」が足りていない!
クルトという人物を客観的に表すと、
自分の能力を低く見積もり過剰な謙遜をするくせに、
察しが悪く思い込みが激しい性格といった具合だ。
もっとも自身を大したこと無い存在と思っているため、
謙遜という言い方は正確ではないかもしれないが……。
クルトのチート能力およびご都合主義のおかげで、
彼のせいで窮地に陥るようなことはないが、
キャラクターとしてイマイチ好きになれなかった。
タイトルに『勘違い』と入っているので、
主人公が自分自身の能力や価値に気づいていない部分が
ウリになっているのは理解できる。
ただ「そうはならんやろ!」的な行動や思考が多いため、
感情移入しづらかったというニュアンスだ。
逆にそこを面白く感じる方もいると思うので、
この点については個人の感覚によるだろう。
主人公に限らず全体的に登場人物の個性や魅力が、
感じづらかった点も気になる。
ヒロインたちからは明確に好意は向けられているものの、
クルトが鈍いこともあり関係が進展することはなく、
「ラブコメ」として見た場合も少々物足りない。
あと、勝手に期待したところではあるが、
クルトがカワイイ系のショタ主人公の割に、
「おねショタ」要素が少なかった点も残念だった。
なお、作中で一番好みだったのは、
冒険者パーティ「サクラ」のメンバー「シーナ」。
ただ、尺的に見て「ユーリシア」と「リーゼロッテ」の
2人がメインヒロインと思われるため、
将来的に彼女の出番も無さそうなのが悲しいところだ。




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