【アニメ】『強くてニューサーガ』第11話まで視聴済みレビュー

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第11話「赤熱の秘策」まで視聴済み感想

時をさかのぼった主人公の「カイル」が、前の人生で得た知識や経験を活かして、来たるべき魔族との戦いに備えるというストーリー。細かい部分は過去記事で触れているので、そちらを参考にしていただきたい。

さっそく感想について。よかった点を挙げると、前世を経験している有利のおかげでサクサク問題を解決していくので、スムーズに見られる点は◎。

それでいて、前の人生で味方だった人物が今回の人生では敵に回ってしまう展開もある。やり直し系の作品は、とにかく全員を死なせないご都合主義的な流れになりがちなので、意外性を感じさせてくれた部分だ。

あと、キャストに関してはイイ感じ。主要メンバーから脇役まで、ビジュアル通りの声と演技で全く問題なかったと思う。


逆に気になった点としては、全体的に盛り上がりに欠けたところ。

まずはシナリオ面。大災厄となる魔族の「大侵攻」も今から3年後。現在はそのための準備期間を描いているという状況なので、どうしても規模の小さな小競り合いがメインとなる。そもそも現在放送中の範囲は長編シリーズの序盤。それを考えれば、ある程度は仕方ないのかもしれない。

次は主人公の問題。個人的にカイルに感情移入しづらかったのも大きい。具体的に言うとキャラクターがつかみきれずに、イマイチ何を考えているのかわからなかったという感じだろうか。

例えばメインヒロインの扱いについて。幼なじみの「リーゼ」と前世で恋人同士だった「ウルザ」。2人に対する想いが序盤以降はあまり描かれないので、それぞれに対する心づもりが見えなかった。

前世では大侵攻の際にリーゼが命を落としたことに、ひどくショックを受けていたようだが、危険な女魔族「ユーリガ」との戦闘は2人に任せている。連絡役の「シルドニア」「セラン」を置いていったので、一応心配はしているのだろうが、あの暗殺現場を目撃していながら別行動を取れるものだろうか?


魔族の「ガニアス」とサシでやり合うためと理解はしているし、2人を仲間として信頼した上でだと思うが、彼女たちへの態度があっさりし過ぎてる気がする。逆にヒロインサイドからの好意は感じるので、キャラクターとしては主人公より好印象。

あとカイルは魔族だけでなく人間に対しても容赦が無く、不穏分子と判断したならば国王であっても暗殺してしまう。ダークヒーロー的なタイプは嫌いではないが、彼にはコミカルな言動も多いためチグハグな印象を受けてしまい、あまり人間味を感じなかった

まとめると共感しづらい主人公に映ってしまい、私には入り込めなかったという感じ。とはいえ、タイトル通り主人公無双は間違いなく堪能できるので、それ系の内容が好みの方にはオススメ。


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