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最後の記事では『日本語検定』がどんな人にオススメか? 実際受験してみてどうだったか? ぶっちゃけた話、就職・転職活動に役立つか? など、Q&A形式でまとめます。
就職・転職活動に役立つの?
微妙! あってマイナスになるということはないだろうが、それほど市場価値は高くないという印象。
仮に1級認定を受けたところで、絶対に入れてくれる企業があるとは考えづらい。そもそも検定試験の中では知名度が低すぎるため、大多数の人が本検定の存在自体を把握していないと思われる。実際、私も色々調べて初めて知ったぐらい。最初の記事でも少し触れたが、外国人向けの「日本語能力試験(JLPT)」とごっちゃにされる可能性が高い。
一応『日本語検定』の公式サイトで、資格保持者を優遇する企業・団体を公開している。ようするに内申点を加算してくれる高校や大学、採用の際に優遇や参考にしてもらえる企業のことだ。この中に自分の目指す場所があるのであれば、目標にするのもアリかもしれないが、そうでないなら過度な期待はしないほうがいい。
同じ時間を費やすのなら、中高生は偏差値を上げる努力をしたほうが現実的だし、有名大学や名門大学など、「高学歴」という資格を身に付けたほうが新卒の時に圧倒的に有利。一方、転職活動の場合では、社会人としてどんな実績を積み上げたか? という部分のほうが重視されるのは間違いない。
資格という話なら「簿記2級」や「基本情報技術者」あたりのほうが、どんな業界でも広くアピールできると思う。難易度を考慮すると「日本語検定1級」よりも難しいため、より多くの学習時間が必要だろうが、転職活動の武器としてはこれらのほうが上だろう。
それでは向いている職業は?
ちょっと思いつかなかったので、ChatGPTに聞いてみたところ、下記の返答だった。
ChatGPTの回答 ここから
日本語検定は、特定の職業に必要な資格というより、「正確な日本語を使うこと自体が仕事の品質につながる職業」と相性がいい検定です。
特に向いているのは次のような職業です。
| 職業・分野 | 相性 | 理由 |
|---|---|---|
| 編集者・校正者 | ★★★★★ | 語彙・文法・表記の正確さが直接仕事になる |
| ライター・記者 | ★★★★★ | 読みやすく正確な文章を書く力が重要 |
| 小説家・脚本家 | ★★★★☆ | 語彙や表現の選択肢を増やせる |
| 広報・PR | ★★★★★ | 社外向け文章で誤用を避ける必要がある |
| コピーライター | ★★★★☆ | 言葉のニュアンスへの感覚が重要 |
| 教師・国語教師 | ★★★★★ | 日本語そのものを扱う |
| 公務員 | ★★★★☆ | 公文書など正確な文章を書く機会が多い |
| 事務・総務 | ★★★★☆ | メール・文書・敬語を頻繁に使う |
| 営業 | ★★★☆☆ | 敬語や対外コミュニケーションに役立つ |
| 接客・サービス業 | ★★★☆☆ | 敬語・適切な言葉遣いに役立つ |
| 法務・士業 | ★★★★☆ | 言葉を正確に解釈・記述する必要がある |
| Webコンテンツ制作 | ★★★★☆ | 記事・SNS・広告など文章を扱う |
特に「取る意味が大きい」人
私は大きく3タイプに分けて考えると分かりやすいと思います。
① 文章そのものを商品にする人
編集者、校正者、ライター、記者などです。日本語検定との相性は最も高いでしょう。特に1級・2級なら、自分の日本語能力を客観的に示す材料にもなります。
② 仕事で文章を大量に書く人
広報、事務、公務員、マーケティング、Web担当者などです。「御社/貴社」「ご覧になられる」のような敬語や、表記・語彙の細かな問題を扱うので、実務にも比較的直結します。
③ 創作をする人
小説家、シナリオライター、ブロガーなどです。
ここは少し注意が必要で、日本語検定で高得点を取れるからといって、面白い文章を書けるようになるわけではありません。
ただ、
「この言葉の意味は本当に合っているか」
「この助詞でいいのか」
「この表記は正しいか」
「この敬語は不自然ではないか」
といった文章の基礎体力を鍛える用途には向いています。
ChatGPTの回答 ここまで
割と納得する回答だったので、そのまま掲載した。チャッピーが言った通り、本検定はある職業に就くために必須なわけではなく、深く日本語について理解しているかを示すものだ。
上記に挙げたそれぞれの職業に関しても、認定を受けていれば確かに信頼度は増すかもしれないが、そうでなくても十分務まるだろうし、おそらく当の本人たちも検定を知らない方のほうが多いと思う。
そもそも一般人は、それほど正しい日本語にこだわりがない。社会人経験がある方はご存じだろうが、実際の現場では敬語や文法を正しく使えていない人はザラにいるし、それでも仕事は問題なく進んだりする。
接客業などでも明らかに日本語の用法として誤っている敬語がマニュアル化されていたりするが、働いている人間がソコに対して「日本語的に間違っているのでは?」と指摘しようものなら、微妙な空気になってしまうのは火を見るより明らかだ。
どんな人にオススメか?
それではどんな方が受験するべきか? と問われれば、正しい日本語を勉強したいという意欲のある方! それに尽きる。なにより国語や漢字が好きという方は、年代を問わずうってつけの試験だろう。
ここまでネガティブなことを書きはしたが、私自身は受験してよかったと心底思う。最初は「仕事の役に立てばいいな」ぐらいの感覚だったが、今まであいまいだった知識をきちんと身に付けられたのはプラスになったし、久しぶりの検定試験は新鮮で勉強する期間を含めてなかなか楽しかった。
難易度的にもそれほど難し過ぎないため、3~4級であれば初めて検定試験を受けるという方が、勉強する習慣を身に付けるために試しに受けてみる、というのもアリだと思う。
残念ながら知名度が低いため趣味的な検定なのは間違いないが、その分、認定を受けた同士に出会うことができれば、アナタの日本語能力を正しく評価してもらえるハズ。興味をお持ちの方は、一度公式サイトをご覧ください。




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